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執筆者の写真順子 栗原

『紅楼夢』グッズコレクション19

 台湾の美濃は客家の町、藍染めや紙傘などの伝統工芸品が有名です。廣進勝紙傘では絵付け体験ができます。『紅楼夢』の有名な情節や金陵十二釵を描きたかったのですが、それはまたいずれ。今回は研究会の看板代わりに字を書いてきました。いつか研究会でお披露目したいです。

私が絵付け体験をした傘の半径は15cm、柄を入れると23cmほどの小さな傘です。大きな傘の絵付けもできますが、乾燥させる時間や持ち帰ることを考えるとこのくらいがいいかと。私はほぼ赤しか使っていませんが、10色絵具、筆、水差しなどは自由に使えます。本来の美濃紙傘はもっと華やかで、下地全体を着色して乾燥させた後、更に花や風景などを描きます。実用品ではなく工芸品です。とは言え、柿渋で防水加工がしてあります。今回の小さい傘なら、全て込みで200台湾元(約1000円)です。私は下地を着色しませんでしたし、字を書いただけだったので、10分くらいで終わりました。天日でのんびり乾かす人もいるそうですが、当日は曇っていたこともあり、ドライヤーを使用。5分も乾かせば畳んでもくっつきません。

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